岡山県岡山市の名越産婦人科&リプロダクションセンターは、人工授精・体外受精など、不妊症・不妊治療に力を入れている産婦人科クリニックです。
不妊でお悩みの方、赤ちゃんがほしいという方、どうぞお気軽にご相談ください。
当院は分娩を扱っておりません。妊娠初期の健診をさせていただいた後、希望の病院にご紹介しておりますのでご安心ください。
岡山県岡山市の名越産婦人科&リプロダクションセンターは、人工授精・体外受精など、不妊症・不妊治療に力を入れている産婦人科クリニックです。
不妊でお悩みの方、赤ちゃんがほしいという方、どうぞお気軽にご相談ください。
当院は分娩を扱っておりません。妊娠初期の健診をさせていただいた後、希望の病院にご紹介しておりますのでご安心ください。
先日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの通知(2020年5月18日版)」が示されました。その中に、以前の日本生殖医学会からの通知によって不妊治療の延期を選択肢として受け入れた患者様に対し、感染防御と感染拡大防止の対策を可能な限り施行したうえで、不妊治療の再開を考慮してください、と書かれております。不妊治療の再開をお考えの患者様は参考にしていただければと思います。http://www.jsrm.or.jp/announce/195.pdf
当院ではこれからも感染の動向、患者様ごとの背景やリスクなど、様々なことを相談しながら患者様がご希望される不妊治療を実施していきたいと考えております。知りたいこと、心配ごとなどがあればいつでもお気軽にご相談ください。なお、患者さまおよび職員の感染リスクを軽減するため、現在行っている院内感染予防対策などに関しましては引き続き以下のように実施してまいりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
【治療に関して】
当院ではマスク、手袋、消毒液の確保ができているまたはできると予測されていること、および不妊治療には年齢が大きくかかわることから、希望される患者様にはできるかぎり今までと同じような治療を提供したいと考えています。ただし、学会指針や特定不妊治療助成の対応(延長)などをご理解いただき、「今後の治療継続および妊娠中にCOVID-19に感染した場合のリスクに関する説明と同意書」のご記入をお願いいたします。
各種検査に関しましても患者様のご意向を最大限尊重して実施していく所存ですが、通院回数が必要最低限となるよう配慮させていただきますので、ご了承願います。
治療の中止や延期をご希望の患者様も個々に対応いたしますので、ご遠慮なくお知らせください。
【院内感染予防対策として】
以下の項目に該当する方は、来院をご遠慮ください。
・来院前に必ず体温測定を行い、2日以内に37.5℃以上の発熱がある場合。 ・熱がなくてものどの痛みや咳などの感冒症状、味覚障害や嗅覚障害がある、または体調不良の場合。 ・同居家族に原因不明の発熱や肺炎の方がいる場合。 ・新型コロナウイルス陽性者と接触した場合。(濃厚接触者でなくても) ・2週間以内に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置発令地域に往来がある場合。 (ただし、往来した後にPCR検査を受け、陰性と判明している場合を除く。) |
・来院時には必ず手指消毒をお願いいたします。
・受付にてリスク因子の調査にご協力ください(問診票の記入)。
・待合ではほかの患者様と離れてお待ちいただきますようお願いいたします。来院後、診察までは当院駐車場での車内待機も可能です。
・院内では必ずマスクの着用をお願いいたします。
・診察時の付き添いを原則お断りしております。(麻酔をともなう処置の方を除く)
・採精室のご利用をできる限りお控えください。(自宅採精をお願いします)
【海外渡航歴のある患者様へ】
・入国日より2週間以上経過していること
・発熱、倦怠感などの症状がなく、呼吸器症状・感冒症状がみられないこと
をご確認の上、受診の予約をお願いいたします。
【診察時間に関して】
現在、通常通りの診察をさせていただいておりますが、今後の状況によって制限もしくは短縮させていただく可能性があります。
【キッズルームに関して】
現在のところ閉鎖は致しませんが、できる限りご家庭での保育をお願いいたします。玩具なども撤去させていただき、窓開放による換気を行っております。
【カウンセリングに関して】
当面の間、カウンセリングは通常通り行いますが、感染リスク軽減のため、換気のうえ、1回あたり30分程度とさせていただきます。
【培養室の管理方法に関して】
胚培養士が新型コロナウイルスに罹患した場合、もしくは隔離措置が必要な場合には、胚に負担をかけない範囲で予定とは異なる発育状態で凍結となることが考えられます。そのため、患者様と胚培養士の直接的なやりとりは最低限にさせていただきます。
院内は可能な限り換気を行い、診察台、ドアノブ、スリッパなど患者様やスタッフの手が触れるものは頻回に消毒を心がけております。
患者様には多大なるご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご協力のほどよろしくお願いいたします。(2021.4.5)
当院へ通院中の皆様が新型コロナウイルスワクチンを接種するにあたり、日本産科婦人科学会から提言(http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210127_COVID19.pdf)が発表されました(2021.1.27)ので、必ずご参照ください。
<ワクチン接種の時期はいつが良いか(名越 一介の私見)>
治療中の場合は、月経周期(月経開始後)3~20日目頃に接種し、その周期は妊娠を見送ることが最適と考える。そのため、以下のこと全てを必要条件とする。
1.前の周期の排卵日から15日以上経過して妊娠していないことが確実である。
2.月経は普通くらいの出血量があり基礎体温も低下していた。
3.月経なのか妊娠初期の出血なのか判然としないときは、妊娠判定(尿検査など)を行い妊娠していないことを確認する。
4.ワクチンを接種する周期は確実に避妊する。
なお、ワクチン後長期の避妊は必要無いとされているので、次の周期からの妊活は問題無しとする。
妊娠中の場合は、妊娠初期(4~12週までの器官形成期)の接種は避ける。
以下に追加的な見解を述べさせていただきますので参考にしてください。
報道ステーション(2021.1.28)で報道された、日本産婦人科感染症学会の副理事長 早川智氏やアメリカ在住の妊娠中の医師の談話などを参考にすると、新型コロナウイルス感染症の状況は以下の様なことが現時点では言えると思います。
妊婦が重症化する率
一般に妊娠後期は呼吸器感染症が重症化しやすい。それは横隔膜が圧迫されていることによるもので、免疫力低下のせいではない。アメリカ産婦人科学会の報告では妊婦は新型コロナウイルスで重症化しやすく、集中治療室への収容率や人工呼吸器使用率が同年齢女性の3~5倍で、死亡率も高く、また早産のリスクも高いとされている。
しかし日本ではあまり妊婦が重症化したというデータは出ていない。アメリカとは状況が違う(人種や医療や経済的な条件の違い??)のかもしれない。
ワクチンの効果
RNAワクチンは感染予防効果が非常に高い(90%程度)。ちなみに従来のインフルエンザ不活化ワクチンのインフルエンザ感染予防効果は40-60%程度とされる。
ワクチンの副反応
アメリカでは副反応で重症なものは少なく、殆どが対応可能だった。ただし副反応のアナフィラキシーショックなどは30分以内に起こるので30分は注意が必要。
妊婦が接種した際の赤ちゃんに対する安全性
RNAワクチンは低温でないと構造が保てない不安定な物質なので、40度近い体温の中に入るとすぐに壊れる(長く存在しない)ので、胎盤を殆ど通過しないとされている。従って殆ど赤ちゃんには影響しないとされているが、妊娠4~12週までは接種しないのが安全と考えられる。アメリカではワクチンを接種した妊婦の臨床研究が進行中。
アメリカでは1.5万人の妊婦にすでに接種されていて今のところ問題が起こっていないが、さらに長期的な将来における異常の発生などに関しては不明である。
ヒトに対する安全性の臨床研究のデータはまだ少ないが、動物実験のデータは沢山ある。
どのようなひとに特に推奨されるか
医療従事者や基礎疾患(肥満・糖尿病・高血圧・血栓症傾向など)のある妊婦や妊活中の女性は特に、接種が推奨される。
(2021.2.4)
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