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妊娠と薬 妊娠中に薬は飲んでよいのか

妊娠と薬 妊娠中に薬は飲んでよいのか

受精してから14日以内(あるいは妊娠判定尿検査が陽性になる前)の妊婦がどんな薬を内服しても、赤ちゃんの異常は発生しないとされています。ただし残留性のある薬(風しんワクチンや一部の抗リウマチ薬など)は要注意です。


■中止できない慢性疾患があれば医師と相談の上計画的に妊娠を
この時期以降は、ホルモン剤、抗凝固剤、精神安定剤、睡眠薬、脂溶性ビタミン、解熱性鎮痛剤、抗生剤、抗菌剤、慢性疾患に対する薬剤などの一部には十分な注意が必要です。特にてんかん、自己免疫疾患、糖尿病、高血圧、心疾患などの慢性疾患のある女性は薬を中止することはできませんので、医師と相談しながら計画的に妊娠することが重要です。


■薬の影響による赤ちゃんの異常は意外と少ない
妊娠中に薬を内服したか否かにかかわらず、先天異常は赤ちゃん全体の100人に対して2~4人くらい発生するとされています。先天異常の多くは偶発的な染色体異常や遺伝的要因や環境要因によるとされており、環境要因には、妊娠時の感染症(風しんやトキソプラズマ症)、病気(未治療の糖尿病やてんかん)、栄養不足(極端な偏食やダイエット)、アルコール、たばこ、食品添加物、違法な農薬、環境ホルモン、環境汚染、そして薬があります。しかし実際に薬の影響で胎児異常が生じる頻度は、100人に2~4人とされる形態異常の赤ちゃんのうち約1%、つまり1万人に2~4人くらいとされておりきわめてわずかです。


ほとんどの薬の安全性は動物実験などで厳しくチェックされていますが、実際に妊婦さんが内服してどんな結果になったかというデータはごくわずかしかありませんので、多くの薬の添付文書には、「治療上の有益生が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること」と記されています。一方「妊娠中には投与しないこと」とされている薬の一部には、「催奇形性を疑われる薬」「動物実験で催奇形性を認めた薬」もありますが、大部分は「妊娠中の投与に関する安全性は確立していない」だけで実際にはほとんど悪影響がないと考えられます。


■不用意に内服しないのが原則 服用は主治医か薬剤師に相談を
妊娠中は不用意に薬を飲まないことが大原則ですが、現在市販されている薬(風邪薬、胃薬など)に危険性の高い薬はほとんどありませんから、妊娠に気づかないで市販薬を通常量飲んでいたとしてもほぼ問題は起こらないと考えていいでしょう。早まって妊娠中絶などと考えてはいけません。どうしても心配な場合は主治医か薬剤師さんに相談しましょう。

2014-05-28 19:35:10

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